弘前市が新年度から胃がんリスク健診導入へ

 弘前市の庁内横断組織「ひろさき健幸いきいきプロジェクトチーム」は、2014年度事業として49事業を盛り込んだ提案書を葛西市長に提出しました。同チームは弘前市健康福祉部長等庁内16課長のほか、弘前大学弘前市医師会などで構成されています。
 このたび提案された49事業のなかに胃がんリスク検診が盛り込まれたことが明らかになりました。胃がんリスク検診は、血液検査を通じて胃の委縮度、ピロリ菌感染の有無を判定するものです。
 私が所属する公明党は胃がん予防対策として、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無を診断するABCリスク検診の実施と、除菌治療の保険適用を推進してきました。私も県議会一般質問を通じて青森県内での早期実施を提案しております。
 現在、鶴田町、つがる市西目屋村が独自に実施しており、弘前市での実施は県内他市町村での実施を後押しする大きな力になるものと期待しております。引き続き青森県内全市町村での実施にむけ取組んで参ります。