本日、青森県議会総合エネルギー政策研究会主催の地熱エネルギー勉強会が青森県庁内で開催されました。国立大学法人弘前大学「北日本新エネルギー研究所」の村岡洋文所長を講師にむかえ、青森県での地熱発電開発にむけた課題と政策について意見交換致しました。インドネシアのカモージャン発電所をはじめ世界的に地熱発電開発が急増しているいっぽう、日本では地熱発電設備容量は15年にわたって停滞傾向にあります。
地球内部の熱エネルギーを発電や暖房等に利活用する地熱エネルギーは、我が国のもつポテンシャルを効率的に活かす再生可能エネルギーとして大いに期待されます。国内至るところに火山を擁する日本列島は地熱エネルギーの宝庫ですが、その開発推進にあたっては、自然公園法や温泉法、森林法等の規制緩和が不可欠です。私が所属する公明党はこの規制緩和による地熱エネルギー開発を推進しており、私も議会質問等を通じて地熱エネルギー利活用を県に求めて参りました。
青森県は5千KW以上という他県より厳しい環境アセスメント必要条件を定めており、この要件緩和が不可欠です。
寒冷地での地熱エネルギー利活用先進事例として知られるアイスランドを参考に、地熱発電開発に取組むべきと考えます。青森県での蒸気フラッシュ型地熱発電所建設にむけ検証を進めていきたいと思います。