【青森県】ワクチン接種準備状況を県からヒアリング❗

3月以降から予定されている「新型コロナワクチン接種」の準備状況について、青森県の実務担当者からヒアリングしました。ワクチン接種の実務を担うことになる市町村での課題を明らかにするため、事前に県内市町村の担当者からヒアリングをおこなった市議会議員にも参加戴きました。国のワクチン承認手続きが今月中旬とされ、事業全体のスケジュールが確定していないため、医療関係者の確保の見通しが立っていない現状です。副反応をはじめとするワクチンへの情報が少ないことから、接種に懐疑的な意見が気になるとの市町村担当者の率直な声もお伝えしました。国や県、市町村が開設を予定しているコールセンターの役割分担についても、医療的内容については国が一括して担い、基礎的自治体は接種スケジュールの調整に留めるべきとの考えもお伝えしました。私が気になったことは、かつて無い規模のワクチン接種に携わる医療関係者の感染リスクと、接種後に15分程度待機する状況下での感染リスク対策について国から発信されていないことです。感染拡大防止の観点から、日頃生活時間を共有していない方との接触を避けることを国民に求めているはずですが、三密状況が避けられない接種会場のエアロゾル対策も徹底すべきと県の担当者にお伝えしました。不確定な情報が多いなか、待ったなしの準備に追われている県や市町村の課題を明らかにし国に届けることで、ワクチン接種事業が混乱なく進められるよう、引き続き努めて参りたいと思います。

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