人工鼻の障がい者日常生活用具給付を要望

 喉頭がんや下咽頭がんにより喉頭を摘出した方々が組織する「青森喉友会」の工藤義弘会長と共に、医療用具の人工鼻を厚生労働省指定の障がい者日常生活用具給付対象とするよう青森県に要望致しました。手術により喉元の永久気管孔から呼吸することにより鼻に空気が通りにくいため、鼻の機能を喪失してしまう傾向にあります。吸い込む空気の加温・加湿、空気中の埃の除去等、鼻の機能を代替する医療用具が人工鼻と呼ばれるものです。人工鼻を利用することにより、咳や痰を抑え、快適な生活を手助けしてくれます。平成30年7月現在、33都道府県の223市区町村が喉頭摘出者用人工鼻を障がい者用日常生活用具として一定額の助成事業を実施しています。

 青森県への要望書提出に先立ち、青森市八戸市をはじめ県内6市2町でも同様の要望活動をおこなっていただきました。

 全国一律に同程度の給付助成が実施されるよう引き続き取組んで参ります。

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