青森市内を流れる沖館川流域町会などにより構成される、「沖館川をきれいにする会」による青森県への要望活動に同席いたしました。加川光義会長のほか阿部正男副会長、寺嶋功副会長、片岡義正監事の計4名が青森県庁を訪れ、大澤健治県土整備部長と西村弘之河川砂防課長にそれぞれ要望書を手渡しました。「沖館川をきれいにする会」は河川流域の37町会と2団体、13名の個人会員により構成される地域活動組織で、青森県が認定する「青森県ふるさとの水辺サポーター」にも認定されております。毎年秋を中心に河川流域の一斉草刈りをおこなっているほか、地元小学校の要請で「沖館川とその歴史」とのテーマで課外授業もおこなっています。また定期的に水質検査を実施し、水質変化の記録を取り続けるなど、地道な活動を展開しております。本年6月に沖館小学校の課外授業では参加した4年生の児童から感謝の言葉が綴られた感想が寄せられ、講師を務めた寺嶋功副会長は感慨を新たにしておりました。
本日の要望では、河川の底に堆積している汚泥の浚渫の実施や不法係留しているボートの摘発、10月2日に予定している一斉草刈りで使用する業務用ゴミ袋の提供と収集したゴミの回収などを県に求めました。席上、大澤県土整備部長から「県行政に協力し地域住民が積極的に活動を継続していることに感謝し、引き続き支援をお願いしたい」旨、感謝の言葉がありました。この日の要望には成田昌規県土整備部次長も参加してくださいました。