ICTの積極的な利活用で知られる佐賀県庁を訪問し、先進的な取り組み状況を調査して来ました。
学校教育現場でのICT利活用教育推進事業では、本年6月に公表された国の「第二期教育振興基本計画」に基づく事業概要と期待される効果について、佐賀県教育庁の福田孝義教育情報化推進室長から説明戴きました。生徒各自への情報端末導入を教育プログラムにどのように活かしていくのか関心をもって今回現地を訪れましたが、新教育情報システムSEI−Net佐賀県モデルが予想以上に体系化されたものとなって構築されている事に驚きました。なかでもICTを利活用した遠隔授業システムSEI-Netが、特別支援教育や教室内での指導が困難な児童生徒に対する学習環境支援、災害発生時の教育サポート等に果たす役割の大きい事に認識を新たにしました。
また議員提案により6月26日に全会一致で可決成立した「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」について、議事調査課政務調査室の島内直樹副室長から説明戴きました。
このあと今話題の武雄市図書館を訪れ、官設民営の先進的な図書館に触れることが出来ました。平日にも関わらず福岡市をはじめ武雄市外からも来館し多くの利用者で賑わっている様子に驚きました。
私が所属する文教公安常任委員会をはじめ今後の青森県議会での質問に際し、調査内容を大いに役立てていきたいと思います。
今回の調査にあたり関係各所との調整にご協力戴きました佐賀県議会事務局議事調査課の蓮把邦彦課長はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。