あおもり藍を通じた産業振興を!

 青森蓼藍の商品開発を通じた産業振興に取組んでいるあおもり藍産業協同組合の吉田久幸理事長とお会いし、取組状況と今後の展望について意見交換しました。

 弘前大学東北医科薬科大学東京大学をはじめとする学術試験研究機関との連携もあり、坑インフルエンザの機能を特許出願するなど、エビデンスも蓄積されてきました。

 私も副理事長の任にあった故近江谷潤さんから声を掛けて戴き、折に触れ工場視察や苗植え体験会に参加し、その魅力と高い可能性に惹かれ支援に取組んできました。

 今年は昨年までの3倍の作付面積で国内外からの需要に対応できる体制づくりにも取り組んでおり、地域住民と一体となった産業化への意気込みを感じました。

 あおもり藍の成分を利用したN3仕様の医療用サージカルマスクが、12日に県立中央病院や青森市民病院、十和田市立中央病院に提供される予定とのことです。12日のローカルニュースを楽しみにしています。

 産業雇用への貢献が大いに期待できるあおもり藍の可能性を支援して参りたいと思います。

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