米国病院船マーシーを視察

 日本初寄港となる世界最大の米国病院船マーシーを視察しました。タンカーを改造したマーシー船内には、手術室や集中治療室のほか1千床のベッドが配備されています。手術用ロボット「ダ・ヴィンチ」といった高度医療機器機能も備え、まさに動く総合病院です。傷病兵の治療のほか、平時には他国の医療支援活動を展開しています。スマトラ島地震の際も、負傷者の救援活動にあたったそうです。

 大規模災害時医療の拠点機能として、我が国にも災害時多目的船が必要だと考えます。今回の初寄港を契機として、民間船舶との連携強化を含む災害時多目的船導入の動きが加速することを願うものです。

f:id:ibukista:20180618110125j:plain