高度被ばく医療拠点施設整備を要望

国立大学法人弘前大学は、平成27年に「高度被ばく医療支援センター」「原子力災害医療・総合支援センター」として国に指定されてより、北海道と東北の原子力災害拠点病院に必要な診療支援や専門家の派遣等をおこなう原子力災害医療体制の拠点として重要な役割を担っています。全国的に見ても原子力エネルギー関連施設が集中している北海道・東北において、最重症患者を受け入れるなど緊急時対応拠点として、被ばく医療支援の中心的な役割を果たすことになります。また原子力災害に留まらず、感染症パンデミック時の大規模自然災害等の複合災害時の対策拠点としても機能を発揮することが求められます。このため弘前大学関係者の方々と財務省を訪れ、拠点施設として「(仮称)弘前大学高度被ばく医療支援研修センター」整備を計画的に進めるための財源確保を秋野公造財務副大臣に要望しました。私は平成27年にも弘前大学と連携し、国の指定に尽力しました。原子力災害医療体制と複合災害医療体制整備に引き続き取組んで参ります。

原子力災害医療体制強化を秋野財務副大臣に要望