8月11日に座礁したパナマ船籍の貨物船が、自力で移動後、船体に入った亀裂が原因で船体が真っぷたつに折れ燃油流出事故が発生しました。流出した重油は最大で幅約800メートル、長さ約24.3キロに及びました。一般海域に漂流した船体がいつ曳航されるのか、まだ明らかになっていません。また流出した重油の回収作業が進んでいない現状に、漁業者の不安と苛立ちが高まっています。漁業への影響を懸念する三沢漁業協同組合(熊野稔組合長)から要請を受け、若松かねしげ参議院議員、春日洋子三沢市議会議員とともに、一刻も早い対策にむけた要望をお聞きしました。聞き取りのなかで、C重油検査機関の課題も指摘されました。風評被害を起こさない迅速な対策を求めていきたいと思います。