校庭の樹木が紅葉し文化の秋を感じる本日、学校評議員として沖館中学校の文化祭を参観しました。
美術部が制作したステージスクリーンは、鳥たちの息づかいが感じられ、いまにも羽ばたいていきそうな見事な作品です。
全国大会出場の合唱部も、みごとなハーモニーで8曲を歌い上げました。三年生にとっては、今日が部活動最後のステージです。ステージの模様は、YouTubeにアップされるそうです。
コロナ禍の限られたプログラムでしたが、随所に生徒たちの工夫が施され、心に残る時間を共有することができました。
「令和元年度決算特別委員会」が15日までの予定で始まりました。私は質問初日の3人目に登壇し、7項目に渡り事業評価や課題について質問しました。
「ITテレワーカー流入推進事業」を取上げ、新型コロナ感染症によりテレワークを用いた企業の働き方が大きく変わり、地方への拠点分散化や移住定住の動きがみられている現状をふまえ、令和3年度事業では、より幅広い業種について働き掛けていくよう要望しました。
また認知症特有の初期症状を周知することにより、早期発見と早期診断に繋げる取組のほか、「特定不妊治療費助成事業」について、支援拡充や保険適用とともに、指定医療機関の拡充により不妊治療を受けやすい環境を整備するよう、それぞれ要望しました。
このほか津軽森林鉄道遺構の活用や青森県型地域共生社会にむけおこなわれているモデル事業などについても、来年度以降の継続した事業化を要望しました。
第303回定例青森県議会が、提出された議案を採決し閉会しました。
このうち紹介議員として県議会に提出された「日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書提出に関する請願書」は、付託された総務企画危機管理委員会で賛成3、反対4の賛成少数で不採択となりました。
本会議最終日の採決では、委員会採決をもとに不採択に同意する議員が多数を占めたため、「不採択と決定」されました。
私は紹介議員として、総務企画危機管理委員会で採択すべきとの立場で意見を述べるとともに、本会議の採決においても不採択に同意せず着席したまま信念を貫きました。
戦後75年を経て、唯一の被爆国として日本の発言と行動が世界中から厳しい視線に晒されています。既に46カ国が批准し、あと4カ国が批准することにより正式に発効されることになります。平和の国を標榜する日本がリードすべきであり、地方議会での請願とはいえ、大変残念な結果であり、ひとりひとりの議員の平和への発言と行動が問われていると思います。
懸案となっている青函トンネル内の新幹線速度での高速走行実現にむけ、今年の年末来年期間限定で260キロでの試験走行をおこなう見通しとなったことから、国土交通省から寺澤鉄道局次長をむかえ、「新幹線・鉄道問題対策特別委員会」が開かれました。
私も会派を代表し質問に立ち、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅から木古内駅間の青函供用走行区間のうち明かり区間の高速走行実現にむけた見通しと、全ダイヤ高速走行にむけたロードマップ等について質問に立ちました。
また特別委員会に先立ち、JR東日本が、7年後を目途に盛岡駅から新青森駅間の320キロ走行の実現にむけ工事を開始することを会見で明らかにしました。これにより5分程度の時間短縮が実現される見通しとなり、報道各社は一斉にトップ記事として取り上げました。
今後、青函トンネルの老朽化が進んでいくことから、万全の安全対策を講じるよう求めていきたいと思います。
私は、青森県議会議員として唯一の知的財産管理技能士資格を有することから、青森県印刷工業組合(澤田義治理事長)から知的財産権の取扱いについて相談をいただきました。
県の所管課を交えた相談内容の聞き取りを踏まえ、県が印刷物作成業務を発注する際、知的財産権に配慮した契約内容となるよう、発注仕様書等の見直しを求め要望書を柏木副知事に提出しました。
知的財産権取扱いが受託事業者の権利を侵害する恐れがあり、無用な混乱を生じさせない為、これまで以上に知的財産権に留意すべきことを指摘、改善を求めました。
同様の考えは既に国から全国の自治体へ通知されていることもあり、県庁内各課への周知とともに、県内市町村への情報提供についても取組む意向が副知事から示されました。引き続き、適切な業務見直しと県内市町村での理解促進に取組んで参ります。