津軽自動車道(柏~浮田)都市計画手続き着手!

 国が直轄事業として進めてきた津軽自動車道の未着手「柏~浮田約13Km」区間都市計画決定にむけた手続きを開始することになりました。

 9月6日午前11時から青森県庁内で手続き開始にむけ、五所川原市つがる市鰺ヶ沢町出席のもと東北地方整備局道路部長から青森県に素案が示されました。素案では、盛土を主体とした自動車専用道路として建設され、市街地へのアクセス性に配慮した構造等を検討した内容となっています。地元説明会や公告・縦覧等の手続きを経て、来年1月の都市計画決定を目指すことになります。

 私は、2013年8月24日に井上義久衆議院議員と現地視察、2015年12月21日と本年3月14日には、県知事と共に石井国土交通大臣に要望してきました。来年度の予算獲得に引き続き取組んで参ります。

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温泉熱利用エビ等養殖施設を視察

 昭和61年からオニテナガエビの養殖に取組んでいる弘前市相馬を訪れ、相馬エビ等養殖組合(山崎隆穂代表)の施設を視察させていただきました。

 国の山村振興等農林漁業特別対策事業を活用し、平成8年に「相馬エビ等養殖センター」が完成。卵の孵化に海水、飼育に五所温泉の温泉水と地下水を利用し、26~28℃の水温を維持しています。テナガエビは産卵時期が年に一度なのに対し、東南アジア原産のオニテナガエビは4~6回程度産卵するため、通年での安定生産が可能なため、年間約6万匹の養殖に成功しているそうです。商品は地元のホテルを中心に出荷され、隣接する釣り堀では5月~9月にかけてオニテナガエビの釣りを楽しむことができます。

 国内に豊富に湧出している温泉資源は、観光や健康、融雪に留まらず、温泉熱利用によるハウス栽培や養殖に役立てられています。温泉熱を温度帯に応じて多段階で利用する「温泉熱カスケード利用」は、産業振興にも繋がることから、国内有数の源泉数を誇る青森県での「温泉熱カスケード利用」を促進して参りたいと思います。

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沖館川をきれいにする会要望活動

 沖館川をきれいにする会(菅原征一郎会長)の役員と共に青森県東青地域整備部を訪れ、福士祐治部長に、不法係留船の撤去や生活排水流入対策等を求める要望書を提出しました。沖館川をきれいにする会は、流域町会等で構成され、県の「水辺サポーター」として遊歩道の草刈りや花壇整備などを通じ環境整備活動をおこなっています。

及川光悦先生と知事表敬

 指揮者として著名な日本音楽文化交流協会代表の及川光悦先生が来県し、本年8月28日に青森市で開催を予定している「東日本大震災熊本地震被災者支援チャリティーコンサート」の開催報告のため、三村青森県知事を表敬し、紹介議員として同席させて戴きました。及川先生は、障がいをお持ちの方々やひとり親家庭等、日頃コンサートに触れる機会が少ない方々を招待し開催する予定です。日本・ポーランド協会理事長でもある及川先生とポーランド大使のご尽力により、ポーランドの著名な若手ピアニストが演奏を披露してくれる予定です。大成功のコンサートとなりますよう私もお手伝いさせて戴きます。

第1回高校生模擬議会開催近づく!

議会改革の一環として会派を通じて提案し実現することになりました「若者議会」が、「第1回高校生模擬議会」として、2月9日午後1時から青森県庁内で開催されます。いよいよ来週開催となり、本日県選挙管理委員会事務局から資料が送られてきました。県議会を代表し広報図書委員会メンバーが参加することになります。参加する青森県内6校がそれぞれワークシヨップをおこない作成した資料に目を通しましたが、各校いずれも良く考えられた渾身の内容です。記念すべき第1回を、参加者全員が満足できるものとなるよう、未来を担う高校生たちの貴重な提言を真摯に受けとめ、今月開会する定例議会一般質問に反映させたいと思います。

 

被災者住宅支援継続を求める!

 3月18日に開かれた「青森県議会東日本大震災対策特別委員会」で質問に立ちました。29年3月末で期限切れになる被災三県からの避難者に対する住宅支援について継続すべきと県の対応を質したところ、県は継続する意向を示しました。

 また福島県民を対象に実施されている県民健康調査(甲状腺がん検査)に要する交通費が、東京電力の個人賠償範囲に含まれることが理解されていない為、対象者への周知を福島県へ働きかけるよう青森県へ要望しました。

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