米軍機油タンク投棄事故現場を調査

 2月20日朝に小川原湖で発生した米軍機油タンク投棄事故により禁漁を余儀なくされている漁業者をはじめとする地元経済への影響と課題を把握する為、現地調査をおこないました。

 冬期間湖面を覆う氷も、例年は2月下旬には融けているとのことですが、この冬の厳寒の影響で今も10センチ以上の厚い氷に覆われています。

 三沢基地を離陸してまもなく発火した米軍機が、安全確保のため投棄した油タンクは、その厚い氷を打ち砕き水深10メートルの湖底に落下したものです。

 調査に協力戴いた小川原湖漁業協同組合の濱田正隆組合長をはじめ漁業者からは、禁漁に伴う厳しい経済の現状が語られると共に、小川原湖産品ブランドへの信頼維持にむけた国の安全宣言を求める声が聞かれました。

 今回の現地調査の結果を踏まえ、県や関係機関とも連携し迅速な対策を国に要請していきたいと思います。

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