北海道新幹線青函共用走行区間の高速走行実現にむけた計画案について協議

 本日、「青森県議会新幹線・鉄道問題対策特別委員会」が開かれ、会派「公明・健政会」を代表し質問に立ちました。

 北海道、東北、北陸、九州の各整備新幹線は、「全国新幹線鉄道整備法(全幹法)において、最高速度260kmと規定されています。この為、JR各社の判断だけでは速度を上げることはできません。なかでも東北新幹線北海道新幹線を結ぶ、約54kmの青函トンネル内においては、最高速度140kmに減速走行しています。これは青函トンネル内の新幹線と貨物列車すれ違い時のリスク低減の為ですが、本来4時間内で結ぶ東京・新函館北斗駅間が高速走行可能となるよう技術検討ワーキンググループ、高速化検討ワーキンググループにおいて検討されています。

 東京オリンピック開催年の2020年度を目標に、青函トンネル内160km、トンネル以外の明かり部分については320km走行を目指すこととなります。青函トンネル共用走行区間の課題解決により、一日も早い高速走行実現に向け引き続き取組んで参ります。