「国道103号奥入瀬・青橅山バイパス」が国直轄権限代行での未整備区間工事着手にむけ調査検討区間に位置づけられました。国道102号線は脆弱な地質が災いし、これまで何度ものり面崩壊を惹き起こし道路閉鎖を余儀なくされてきました。県は重要課題として総延長12.9キロの同路線の改善に取組んできましたが、未整備区間5.2キロのうち4.6キロをトンネルを貫通させる必要があるなど工法や事業予算など多くの課題に直面しておりました。
今日をむかえるまで新政権発足後から知事を先頭に国土交通省に国直轄権限代行での工事着手を要望してまいりました。なかでも2月26日には公明党の井上義久幹事長に要望、翌27日には太田昭宏国土交通大臣に期成同盟会の皆さんとともに要望。私も紹介議員として同席いたしました。太田大臣からは「大事なところであることは知っています。しっかりやります。」との力強い言葉があり、期成同盟会の皆さんは大変喜んでおりました。その後県職員をはじめ関係者間で作業が進められるなか、私も継続してこの問題に取組んで参りました。
国道102号は奥入瀬渓流を擁する景勝地十和田湖畔に続く国内屈指の観光道路でもあります。長い冬を越え本格的な春の観光シーズンを迎える十和田湖畔の期成同盟会関係者も、今月下旬とみられる奥入瀬・青橅山バイパス国直轄権限代行正式決定を一日千秋の思いで待ち望んでいるものと思います。