年末も押し迫り、新幹線新青森駅でも早々と帰省客の姿が見えるようになりました。今年最後の三連休も手伝い、西口にある立体駐車は満車のため、奥羽線沿いにある、「高架橋下の道路に停車してください」と誘導されました。このところの降雪で道路幅が狭くなっているうえに、道路両側に数珠つなぎに並んだ20台以上の車により交通に支障が出始めておりました。
吹雪の中、道路に縦列駐車した車に駅から次々と駆け込む乗降客を尻目に、一般車両を締め出したすぐ目の前の広々とした駅正面ではバスとタクシーが待機しているだけです。それでなくても新青森駅前が寂しいと言われているだけに、このアンバランスな光景に違和感を覚えてしまいます。
この点については県議会総務企画常任委員会で取上げ、駅正面広場への乗降のための一般車両進入解放を求めましたが、青森市の所管ということもあり改善されないままとなっております。他の駅がどうあれ、交通の流れなどを理由に新青森駅前広場への一般車両進入を拒む理由が理解できません。むしろ事故が発生する前に対策を講じるべきです。高齢社会に相応しい積極的なバリアフリー対策を求めたいと思います。