認知症サポーター養成講座を開催

高齢社会の進展とともに増加している認知症高齢者をはじめ「認知症」に関わる相談が増えてきています。このため「認知症」を正しく理解し接し方を学ぶ、「認知症サポーター養成講座」を青森市内で開催させていただきました。
昨日はあいにくの悪天候となりましたが、「公益社団法人 認知症の人と家族の会青森県支部」の皆さまにご協力いただき、大変有意義な講座となりました。「認知症」は病気ではなく、病気によりもたらされる症状であること、発症した方々は意識をもち人格をもっていること、そして何ごとも否定しない接し方が大切であることなど、多くのことを学びました。
65歳以上の10人にひとり、80歳では5人にひとり、90歳では2人にひとりが「認知症」を発症するとされています。このため「認知症」をごく身近な問題として捉え、「認知症」に対する意識啓発を図り、社会全体で関わっていくことが大切だと感じました。残念ながら青森県内では「認知症サポーター」のいない町村があると聞いており、「認知症サポーター養成講座」の開催を働き掛けてまいりたいと思います。
また今回学んだ「認知症」は、現在青森県とともに具体化にむけ取り組んでいる、「地域見守りネットワーク」にも密接に関わる課題でもあります。「地域見守りネットワーク」の一日も早い制度導入にむけ、ひき続き取り組んでまいります。
この度の講座開催にあたりご協力いただきました、「公益社団法人 認知症の人と家族の会青森県支部」の皆さま方に改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。