2011年明けましておめでとうございます。元旦は初日の出の陽光に包まれ、爽やかな一年をスタートすることができました。いっぽう鳥取県をはじめ西日本地域では記録的な大雪に見舞われたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
新年の挨拶も終えた本日午後3時より、青森市内において新春街頭演説をおこないました。2004年我が国の人口は1億2千779万人のピークをむかえて以降、減少の一途を辿っており、「団塊の世代」が75歳をむかえる2025年には1億2千万人を下回るとみられています。世帯主が65歳以上の高齢者世帯は、2010年時点で全世帯の約3割ですが、2025年には4割におよぶとのこと。そのうち約7割は高齢者の一人暮らしまたは高齢者夫婦だけの世帯になる見込みで、高齢者の一人暮らし世帯は5割超と最も多くなると推計されております。こうした将来予測にどう対応していくのか。重大な課題を突き付けられております。特に昨年全国的に話題となった「高齢者の所在不明問題」で浮き彫りとなった家族の崩壊を食い止め、地域で支えあう「地域見守りネットワークの体制整備」を進めていかなければならないとの考えを訴えさせていただきました。