いまべつ総合体育館の広域防災拠点指定を提案

 所属する総務企画危機管理委員会で、大規模災害発生時の広域防災拠点の確保にむけた県の取組状況について質問しました。

 県は、12月1日現在72施設を広域防災拠点として指定し、関係する10市町と「大規模災害発生時にける広域防災拠点の確保及び使用に関する協定」を締結しています。

 広域防災拠点は、大規模災害発生時に消防等の実動部隊が集結する拠点で、災害医療活動の支援機能や救援物資の中継・分配機能をもつ活動拠点です。

 青函トンネル内での新幹線高速走行試験がまもなく始まることから、北海道新幹線の避難駅でもある奥津軽いまべつ駅の隣接地に広域防災拠点を確保する必要性を指摘しました。県は今年度中に今別町との協定を締結し、「いまべつ総合体育館」を広域防災拠点として指定する意向を明らかにしました。これにより県が今別町とともに予定している、来年秋の重点「道の駅」指定要件のひとつが整うことになります。

 引き続き、本州と北海道を結ぶ旅客・貨物の大動脈の拠点である北海道新幹線奥津軽いまべつ駅」周辺地域の、広域防災拠点化を促進していきたいと思います。

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