"食べるリハビリ"の必要性の要望を受けました

 本日、二十年にわたって「食べるリハビリ」の普及活動に取組んでいる「NPO法人口から食べる幸せを守る会」の小山珠美理事長が来県され、「食べるリハビリ」の普及にむけた取組みについて、県庁内で要望を受けました。要望には患者会副代表の飯田真悠さんと、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の丹藤淳様も同行されました。

 嚥下障害の患者は誤嚥肺炎を予防するため、医師から経口食を禁じられ、胃ろうからの栄養摂取に移行する傾向にあります。口からの食事を禁じられることは体力の低下を招くだけでなく、病気治癒への意欲を減退させることにもなり兼ねません。食べることは生きるための糧を得る大事な営みであり、生きる喜びに繋がります。急性期の「食べるリハビリ」は、病気からの快復を早め、介護度の重篤化を予防することにも繋がることから、「食べるリハビリ」の普及にむけ取組んでいきたいと思います。

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