県議会選挙区の区割りの見直しを求め要望書を提出

 第274回定例県議会の最終日、次期県議会議員選挙執行に際し、飛び地や一人区の選挙区を解消するなど、選挙区の区割り見直しを求める要望書を西谷洌議長に提出しました。
 平成の市町村合併をふまえ、平成17年に定数を51から48に削減したほか、選挙区の一部見直しをしました。その際、八戸市中核市を目指す意向を示したことなどもあり、飛び地となる三戸郡階上町の八戸市選挙区への合区や、東津軽郡平内町の飛び地取扱いなどを見送った経緯があります。また郡市を基本とする選挙区を条例により県で見直す事ができるとの「公職選挙法の一部を改正する法律案」が参院選後の通常国会で成立する見通しであることから、より県民の意思を反映した選挙区の区割りとなるよう制度改正を進めることが必要です。
 このほか一人区解消により、無投票当選を無くすべきとの指摘が各会派からされており、こうした点についても見直すべきと考えております。
 要望に対し西谷議長からは「各会派の意見を集約し、区割りを見直すか検討する」との意向を示しました。この後、民主党会派や、無所属議員で構成する清和会も同様の意見書を提出しました。