青森県立精神保健福祉センターを視察

会派の同僚議員とともに県立精神保健福祉センターを視察しました。今春弘前大学医学部附属病院から田中治所長が着任したことにより、これまで休止されていたデイケアが再開されたばかりです。
田中所長、本田親男次長等から概要説明を受けた後、施設内を案内して戴き、デイケアの様子や施設利用者の現状を見せて戴きました。平成6年の開設から18年余が経過したとは思えないほど綺麗な施設に驚きました。また電話相談に応じている模様も拝見することができました。切実な相談内容に日々向きあう専門員の方々のケアの必要性も感じました。現在デイケアは週三日おこなわれており、電話相談とともに、支援サービスの柱として利用者や家族にとって、なくてはならない支援拠点となっております。
本年度から2年の施設利用年限を設けることになり、施設を利用する2年間の間に就労をはじめ自立への支援を強化することになりました。このためセンター職員を中心とした県内市町村の保健師や関係機間の支援体制強化が急務です。地域が抱える課題に即応できる支援ネットワーク強化を促したいと思います。
本日の視察に際し、県障害福祉課の菊地公英課長、村上直弘課長代理にも同席戴き、障害福祉行政の課題等について説明戴きましたことに感謝申し上げます。