児童心理療育施設を視察

 青森市雲谷に開設され2年が経過した児童心理療育施設「青森おおぞら学園」を昨日視察しました。
 同施設を運営している社会福祉法人やまぶき福祉会の内海克憲理事長にも同席いただき、鳴海明敏施設長から説明を受けました。
 「青森おおぞら学園」は青森県内一箇所の児童心理療育施設として2年前に開設されたもので、現在小学2年生から高校生まで男子20名、女子10名の計30名が入所、ほかに男子1名が通所しております。青森県内各地域からの入所者に加え秋田県からも入所しており、青森県で唯一の児童心理療育施設としての使命を果たしております。
 同施設の入所児童はこれまで青森市立横内小・中学校の教員の授業を受けてきましたが、本年4月からは廃校となっている旧金浜小学校校舎に新たに開設される分教室で授業を受ける予定となっております。同学園と分教室との通学手段や給食などの課題もあり、現在同学園では青森市教育委員会と協議しながら開設に向け準備を進めているところです。
 全国各地に同様の施設がありますが、開設後2年足らずで教育機能を本格的に分教室として開設できることに、内海理事長は関係者の理解と協力に感謝しておりました。入所児童にとってより良い環境となるよう今後も連携していきたいと思います。