ITSによる青森の地域再生について研修!

 ICT(情報通信技術)を活用したITS(Intelligent Transport System 高度道路交通システム)による地域活性化に取組んでいる、NPO法人青森ITSクラブの阿部一能代表理事を講師に、「ITSによる青森の地域再生について」とのテーマで研修を受けました。
 モバイル版道路情報提供システム「青森みち情報」やバス到着予測サービス「バスロケ」、「青森市除排雪車運行管理システム」など、情報通信技術による交通情報システム構築のこれまでの実績について学びました。新幹線新青森駅やルートバスねぶたん号などで、iPadを使い観光客への情報提供や応対をしている観光コンシェルジュの姿を目にしますが、これも青森ITSクラブが提案し、緊急雇用対策事業としておこなわれている画期的な事業です。本年11月からは「ITSスポット周辺等における災害情報に関する社会実験事業」も始まります。
 NPO法人として民間の立場から10年にわたって積極的な活動を展開してきたこれまでの経緯を聞くにつけ、青森県の地域活性化にむけた議員としての使命と責任を再認識いたしました。青森県を訪れる多くの皆さまには、観光コンシェルジュと触れあい、青森県の素晴らしさを土産に持ち帰っていただきたいものです。