冬の電力需給見通しについて聞き取り


東日本大震災による電力需給が逼迫したこの夏の猛暑を、無事乗り越えることができたのは、ひとえに国を挙げて取り組んだ15%節電対策によるところが大きいものと思います。急激な気温の低下とともに青森県内では灯油ストーブが売れていると報じられています。厳しい冬をむかえる準備が平年より早く始っているのも、東日本大震災の影響によるものでしょう。今冬の電力需給が不安視されていることから、本日東北電力青森支店より小澤匡(ただし)副支店長・お客さま本部長様ほか担当者の皆さまをむかえ、冬の電力需給見通しについて説明を受けました。火力発電所の復旧稼働や東京電力への支援要請など、万全の電力供給体制となるよう、現在対策を進めているとのこと。冬の需給見通しについては、現在分析作業を進めており、今月末か11月上旬には公表できるとのことでした。私からは、電力需給見通しの公表を急ぐべきことと、節電対策についての広報の必要性について指摘させていただきました。暖房機器がフル稼働する冬は猛暑の夏以上に電力消費量が増えることが考えられます。東日本大震災は続いているとの意識をもち、各人が節電対策に引き続いて取り組んでいく必要があると感じた次第です。