津軽、下北両半島の防災・減災機能強化を提案

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主要地方道今別蟹田線の重要物流道路二次指定を県に要望


一般質問のご報告 第7弾!

SDGsでは11番目のゴールとして、都市と人間の居住地を安全・強靭かつ持続可能なものとし、住み続けられるまちづくりを目指しています。道路等のインフラを活用した防災・減災機能強化について質問しました。具体的には、大規模災害時の重要物流道路の国の二次指定にむけて、下北半島むつ市から大間町へ繋がる国道279号と、津軽半島主要地方道今別蟹田線を指定にむけた検討対象路線として提案しました。また北海道新幹線奥津軽いまべつ駅」に隣接する「道の駅いまべつ」を、地域防災拠点化に取組む今別町と連携し、重点「道の駅」に指定するよう提案しました。県は、私が提案した路線を含む津軽・下北両半島地域と西津軽地域を対象に、国の重要物流道路の二次指定を目指す考えを表明するとともに、「道の駅いまべつ」の重点「道の駅」指定を目指す考えも明らかにしました。 

#防災・減災 

#重点「道の駅」 

#重要物流道路

あおもり藍の産業化を支援

一般質問のご報告 第6弾!

 「あおもり藍」の産業化にむけた、県の支援について質問しました。農薬を使用しない「あおもり藍」の独自栽培の取組が、青森市内を中心に進められています。複数の大学や試験研究機関が連携して取組んできた結果、消臭・抗菌をはじめとする多様な機能性についての研究成果が学会で発表される等、着実にエビデンスが集積されてきています。弘前大学はインフルエンザウイルス阻害剤に関する特許を出願しました。県は「あおもり藍利活用研究会」と4分野のワーキンググループを設立し、新たなイノベーション創出を通じた産業振興にむけ支援しています。私はこれまで研究会設立を県に提案するなど、「あおもり藍」の産業化への支援を促してきました。県は、研究会を軸に参画企業を増やし、あおもり藍がもつ多様な機能性と利活用の可能性を検討し、地域資源を活用した産業振興に繋げていく考えを明らかにしました。

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これまでの研究であおもり蓼藍は、他にはない独自のものになっていることがあきらかになっています



 

ジェンダー平等へ パートナーシップ認証制度導入を提案

一般質問のご報告 第5弾!

 SDGs第5のゴールは、ジェンダー平等を求め、LGBT等の性的マイノリティへの対応を求めています。

 パートナーシップ認証制度に基づいて、公営住宅の申し込み手続きや公立病院での入院、手術同意等を可能としている自治体もあります。

 多様な性差や生き方を認め合う社会が求められています。このため私は、戸籍法の改正を待つことなく、パートナーシップ認証制度導入を県に提案しました。

 県は、来年度実施する県民意識調査や性的マイノリティの当事者の方々からの聴き取り等を踏まえ、ニーズの把握に努め、パートナーシップ認証制度についての考え方を検討していくことを明らかにしました。県教育委員会は、今年度から県立高等学校入学願書の性別記載欄を削除しました。

 性的マイノリティの方々が安心して生活できるよう、人権に配慮した制度の充実に取組んでいきたいと思います。

#パートナーシップ認証制度 

#性的マイノリティ 

#ジェンダー平等 

#LGBT

 

スマートフォン用防犯アプリ導入が決定

一般質問のご報告 第4弾!

 子どもや女性への声掛けや連れ去り、性犯罪等、また幅広い年齢層を対象にした特殊詐欺等の前兆事案が全国で連日発生しています。

 青森県警察本部では、こうした防犯情報を多くの方々と共有し犯罪を未然に防ぐため、防犯情報メール配信サービス「青い森のセーフティネット」を運用しています。

 私は、スマートフォンが広く普及したことを踏まえ、より手軽に登録できるアプリの導入を提案していました。

 青森県警察本部は今回の私の一般質問に対し、来年度中の運用を目指し、スマートフォン用防犯アプリを導入することを明らかにしました。発生場所等の情報を地図上でタイムリーに知ることが可能になると思います。これからも県民の安全・安心を守る取組を進めていきたいと思います。

※「青い森のセーフティネット」については、青森県警察本部ホームページでご確認ください。

県営住宅条例を見直し 保証人要件を緩和

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一般質問のご報告第3弾!

県営住宅に入居する際に必要となる「2名の保証人」の要件が緩和されることになりました。入居を希望していながら保証人を確保できないとの多くの方からの相談を踏まえ、県に保証人要件の緩和見直しを提案していましたが、本年4月から家賃債務保証業者の保証を受けることにより、保証人を確保出来なくても入居できるようになります。

またワンストップサービスとして提案していた、県営住宅と市営住宅の窓口の一本化についても、実現にむけた協議がスタートしました。一日も早く実現されるよう、引き続き取組んでいきます。 #県営住宅 #保証人要件 #家賃債務保証業者

一般質問答弁で音声コードアプリUni-Voice導入を表明

昨日の一般質問で取り上げた内容を順次アップしたいと思います。今日は、「音声コードアプリUni-Voice導入を表明」です。「音声コードアプリUni-Voice」は、19カ国語に対応し、読み上げ速度も変えられるほか、Wi-Fi環境の無い非通信環境でも利用可能です。このため視覚障がい者に限らず、識字障がいの方々や高齢者、日本語を理解できない外国人など、幅広い方々の情報バリアフリーを飛躍的に向上することが期待できます。昨日の一般質問に対する答弁で導入に向け取組んでいくことを明言しました。

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音声コードは、ねんきん定期便にも導入されています

 

第301回定例青森県議会で一般質問に立ちました

 令和2年度県当初予算に計上された事業をはじめ条例等について、SDGsの視点から11項目について質問しました。前向きな答弁が多くありました。

 私立高等学校就学支援金の増額に併せて、県独自の就学支援費の補助対象を年収710万円未満世帯まで拡充することになりました。令和2年度の見込み生徒数8700人の8割が授業料が無償または大幅な負担軽減となります。約2割を占める住民税非課税世帯には、5万円の入学金補助制度も創設されました。これまでの要望活動が実現し、保護者や生徒、学校関係者に喜ばれています。

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東日本大震災9周年を前にSDGsの視点から一般質問