人工鼻の障がい者日常生活用具給付を要望

 喉頭がんや下咽頭がんにより喉頭を摘出した方々が組織する「青森喉友会」の工藤義弘会長と共に、医療用具の人工鼻を厚生労働省指定の障がい者日常生活用具給付対象とするよう青森県に要望致しました。手術により喉元の永久気管孔から呼吸することにより鼻に空気が通りにくいため、鼻の機能を喪失してしまう傾向にあります。吸い込む空気の加温・加湿、空気中の埃の除去等、鼻の機能を代替する医療用具が人工鼻と呼ばれるものです。人工鼻を利用することにより、咳や痰を抑え、快適な生活を手助けしてくれます。平成30年7月現在、33都道府県の223市区町村が喉頭摘出者用人工鼻を障がい者用日常生活用具として一定額の助成事業を実施しています。

 青森県への要望書提出に先立ち、青森市八戸市をはじめ県内6市2町でも同様の要望活動をおこなっていただきました。

 全国一律に同程度の給付助成が実施されるよう引き続き取組んで参ります。

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東北管内の産業施策を調査

 仙台市の東北経済産業局を訪問し、東北管内の景気動向や産業施策について調査しました。基幹作業である第一次産業のAIやIT導入を通じた省力化と高付加価値化が、東北の特性を強みにすることになると感じました。また青森県の産業基盤の底上げには、製造関連産業の拡充が必要で、特に内燃機関自動車からEVやPHEVへの転換期を迎えつつある自動車製造産業への参入可能性を注視していきたいと思います。

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ひきこもりサミットに参加

 全国各地でひきこもり者の支援活動に携わっている支援者の代表が一堂に会し、全国で初めてとなる「ひきこもりサミットin青森」が、2日間にわたって開催されました。

 私は仕事の都合で、七戸町内に会場を移しておこなわれた2日目のサミットに参加。1日目の内容を振り返り、ひきこもり支援に関する要望内容取りまとめ作業の議論に加わりました。講師として参加したジャーナリストの池上正樹氏とも再会でき、充実したひとときでした。

 ひきこもり者の自立と社会参加にむけ、引き続き支援強化に取組んで参ります。

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高品質りんご生産園地を視察

 県知事が高品質りんご生産現場を訪れる現地激励に同行。青森市浪岡吉内のりんご園地を視察し、病害虫防除対策等、生産現場の課題や要望等、率直な声を伺いました。

 また高齢化のなか若者や女性をりんご栽培に呼び込むため、作業の省力化を可能にする技術開発の必要性を感じました。

 安定した農業経営にむけ、来年度からスタートする収入保険制度の有効性を改めて認識。収入保険制度加入を積極的に促して参りたいと思います。

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りんご生育状況を視察

 弘前市新岡地区のりんご園地を視察。ヒロト農園の廣戸 亮園主より今年の生育状況についてお聞きしました。

 一昨年には黒星病発生の被害に見舞われた同園ですが、薬剤散布回数を減らすいっぽう薬剤の散布方法を工夫した結果、今年は良好な生育状況とのことです。化学肥料を使用せず、りんご自身の成長力を引き出す育成を心掛けている同園のりんごは都内取引先でも好評とのことで、下草がきれいに刈り払われ管理が行き届いた園地では、省力化への創意工夫を垣間見ることができました。

 就農者の高齢化や人手不足が指摘されているなか、参考にしたい園地だと思いました。

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児童生徒の安全確保対策を求め緊急要望実施

 今月18日に発生した大阪北部地震で小学校のプールサイドの塀が倒壊し、通学途中の女子児童が犠牲となった事故を受け、県知事と県教育長に対し、「児童生徒の安全確保対策を求める緊急要望」をおこないました。要望書の内容は、1.すべての学校施設と通学路の安全総点検の早期実施 2.点検結果の情報共有による危険回避と危険個所の改修。3.大規模地震に備えたすべての学校耐震化の実施の3点です。公立学校517校のほか、私立学校を含む青森県内すべての学校で早急に安全対策が講じられるよう、進捗状況を確認していきます。

 

 

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三村県知事と和嶋県教育長に緊急要望

 

米国病院船マーシーを視察

 日本初寄港となる世界最大の米国病院船マーシーを視察しました。タンカーを改造したマーシー船内には、手術室や集中治療室のほか1千床のベッドが配備されています。手術用ロボット「ダ・ヴィンチ」といった高度医療機器機能も備え、まさに動く総合病院です。傷病兵の治療のほか、平時には他国の医療支援活動を展開しています。スマトラ島地震の際も、負傷者の救援活動にあたったそうです。

 大規模災害時医療の拠点機能として、我が国にも災害時多目的船が必要だと考えます。今回の初寄港を契機として、民間船舶との連携強化を含む災害時多目的船導入の動きが加速することを願うものです。

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